ピアノレッスンで気を付ける点

ピアノ教室選びも大切

子どものピアノレッスンをするときに気を付けたいこと

◆ 講師との相性

子どもがピアノ教室に通う時、親が気を付けてみてあげなければいけないのが先生との相性です。先生のことが苦手でも、それをなかなか打ち明けられない子どもは少なくありません。先生のことを信頼して、意欲的に通えているかどうか注意深く見てあげましょう。また、講師によっては、親が見学しているときといない時で、態度が変わる人もいます。定期的にレッスンの様子をチェックしながら親子ともに安心して通えるピアノ教室かどうかを、常に見極めてあげましょう。せっかくピアノに興味を持っても、先生との相性が悪いと意欲が下がり、二度とやってみようと思えなくなってしまう恐れがあるので、ピアノ教室選びはとて大切です。

◆ 子どものやる気を伸ばせるようにする

子どものやる気を伸ばせるような家庭での働きかけは、とても大切です。自宅での練習を頑張っていたら褒めたり、レッスンで合格したら一緒に喜んだり、時にはご褒美のプレゼントがあっても良いかもしれません。こどものモチベーションがアップするように家庭でも配慮しましょう。

◆ 自宅レッスンを一緒に行う

毎日は無理だったとしても、自宅レッスンを一緒に行い、どれくらいの理解ができているのかを見てあげるようにしましょう。特に、親がピアノを弾ける場合は、譜読みを手伝ってあげたり、間違っていないか確認してあげたりすればレッスンの効率も上がります。教えるのはピアノ教室の講師ですが、我が子の現在のレベルや課題点などを知っておくことは大切です。

親の気持ちをおしつけないこと

◆ 講師と子どもと親の目的を同じにする

子どもがピアノ教室に通いだすと、親の方が熱心になってしまうことがよくあります。しかし、ピアノを習うのは子ども自身ですから、親の気持ちを押し付けすぎてはいけません。何を目的にピアノ教室に通うのかを講師はもちろん、子どもとも共通認識して、足並みをそろえて前に進んでいきましょう。

◆ 自発的な姿勢を待つことも大切

ピアノ教室に通っていると、レッスンに行きたくないという気持ちや、自宅練習が面倒だという気持ちが生まれる子どもも多いです。親は、しっかりと通ってほしい、練習してほしいという気持ちを強くぶつけてしまいがちですが、子どもが自らやってみようという自発的な姿勢で取り組むことも大切です。時には、気持ちがピアノのレッスンに向くまで待つことも試してみて下さい。